カテゴリー:工事現場より
クリア塗装は外壁の防水性能、美しさを、新築時の形状のまま維持する目的で施工されます。
文字通り無色透明の塗料をローラー手塗りで丁寧に塗っていきます。
塗装の時期としては築後数年以内としています。
これはと外壁が古さを感じさせない状態の時が良いという意味です。
クリア塗装は通常2回塗りですが壁の状態によっては3回塗り仕様のものを用いることもあります。
3回塗り仕様では特殊タイプの下塗材を用いて壁の劣化を修復します。
カラーベストやセメント系瓦の標準塗装工程は、
※ジェット洗浄(バイオ)
※ケレン(ケレンブラシ)
※タスペーサーの設置
(使用できない場合は塗装後に縁切り)
※必要部分のコーキング
※下塗り(浸透性シーラーで強度復活)
※中塗り
※上塗り
となりますが本体の劣化による塗料の吸い込みが激しい場合はシーラーを一工程加えたり上塗り工程を増やしたりして補います。
軒天の隙間から天井裏へとコウモリなどが入り営巣することがあります。
特に山が近くにある家屋に多く見られます。
焼津市の顧客様宅ではコウモリではなくハクビシンが巣を作り数頭の子供を産んだ例がありました。
生き物なので虐待はできませんが中に入られないよう隙間を金網で塞ぎ対処しました。
コウモリやネズミなど小型の動物でも電線をかじったりすれば事態が大きくなる可能性もあります。
リフォームの際に申し付けていただければ対応させていただきます。
フッ素よりも耐久性に優れた塗料として特殊セラミックビーズで遮熱効果のある「ガイナ」があります。
セラミックビーズと言う球体のセラミックが紫外線のほとんどを退けます。
塗膜を傷める紫外線から保護されるので劣化要因のほとんどを排除しています。
更に無機質塗料の「無機ガードZ」や「無機ガードX」は”腐らない塗料”の代表格でしょう。
価格としてはフッ素よりも高価ですが塗り替え時期等を考慮するとかなり割安と言えます。
日本瓦やセメント瓦などは非常に重量があり、地震が懸念される今においては対策をとる施主様が多くなっております。
平均的には5トンもの瓦が乗っているのですから重量により揺れが大きくなってしまいます。
そこで屋根材をより軽いものへと乗せ換える工事が進んでおります。
アーバンクラフト静岡ではガルバリウム鋼板と言う超軽量合金を用いて施工しており、重さは瓦の約10分の1にまで下がります。
強風にも吹き飛ばされないよう「あやめ折り」と呼ばれる接合でより強靭なものになっています。
亜鉛とアルミの合金なので錆びにくく表面はフッ素なので美観も長持ちする設計になっております。
メーカー保証はフッ素塗装タイプで20年の保証があり安心です。
詳しくはお問い合わせください。